経理業務の大切さ
経理とは経営管理の省略で、企業のお金を管理する部門です。お金の流れを集計・記録・管理を行い、会社を取り巻く利害関係者にそのニーズに合った正しい報告を行います。 どの企業にも必ず経理業務があり、とても大切な業務です。
経理で会社の状況を知る
会社経営を考えるためには、現在の経営の状態を示す「経営成績」と、会社の財産の状態を示す「財政状態」を知る事が重要です。両者を正確に把握し現在の状況を見つめる事が、今後の経営方針を考える上で欠かせません。 この「経営成績」と「財政状態」を把握するためには、経理担当者が作成する貸借対照表や損益計算書といった財務諸表が必要になります。経理担当者は、日々の取引が整理された財務諸表を正確に作成しなければなりません。
迅速な資金繰りをするために
会計で形状された利益と実際存在している現金は違います。いくら売上が伸びても資金回収がうまくいかなければ、資金不足に陥り支払いが難しくなる事があります。 このようなときでも、現在の財政状態を正確に知っておく事が大切です。正確な経理業務を行っていればお金の流れも見えてくるので、資金繰りがやりやすくなるでしょう。
きちんと経理業務をしていないと
経理業務がきちんと行われていないと、様々な問題が発生してしまいます。お金の動きがわからないので、どのくらいの利益があるのか把握できず、横領などが発生してしまう恐れがあります。 また、売掛金の回収漏れや買掛金の未払いなどにも繋がり、結果的に会社に不利益になってしまいます。